日立、富士電機、ジョバンイボン、京セラ、ファナックロボット、浜松ホトニクス、山崎……、すでに数多くの日本企業が、欧州進出拠点としてフランス・エソンヌ県を選んでいます。
エソンヌ県経済振興局(Agence pour l’Economie en Essonne)は、2001年11から2004年10月にかけて、パリ地域のバイオベンチャー企業30社の集合体であるパリ・バイオチームの6回の日本派遣を実現しました。この際、日本企業とフランス企業(例:パスツール研究所)の間でいくつかの契約が交わされた他、これらの派遣団に参加した企業のほとんどが、現在日本の企業となんらかの事業交渉を進めています。
エソンヌ県経済振興局はまた、定期的に日本からの組織団体や公式代表団を受け入れ、エソンヌ県の3つの中核を形成するバイオテクノロジー、光学、および研究開発の紹介を行っています。これまでに大田大阪知事、兵庫県代表団、原口一博議員、在仏日本大使館の各部門責任者、ジェトロ・パリ、松山大学および山梨大学の研究員代表団、大阪商工会議所代表団がエソンヌ県を訪れています。
その他にも、エソンヌ県経済振興局では、日本企業等(日本たばこ産業、日本新薬、三菱製薬、アンジェスMG、大正製薬、塩野義製薬、関西経済連合会代表団、田辺製薬)の定期的な訪問を受けています。これは主に、事業提携の拡大を促進する目的で、パリ地方のバイオケミカル関連企業、あるいは生物学の研究者や専門家と日本企業との交流を支援するものです。
日本では、大阪商工会議所、兵庫県、大阪府、神奈川県、大阪市、神戸市、横浜市、バイオインダストリー協会、ジェトロ、経済産業省、厚生労働省、文部科学省、および、フランス大使館、在日フランス商工会議所、日欧産業協力センターといったフランス・ヨーロッパの政治機構などと提携しています。「パリ地方バイオチーム」(BioTeam Paris Region) の枠内で、企業とクラスター間の取引関係を強める目的で大阪商工会議所と提携協定を結びました。
「パリ地方バイオチーム」は、パリを中心とした地方の関連企業、生物学研究開発センター、ならびに公共部門からなるネットワークを構築するものです。エソンヌ県経済振興局は、パリ市、経済開発地方局および地方商工会議所とともに、「パリ地方バイオチーム」の創立メンバーです。